2005年10月アーカイブ

2001年8月1日初版。定価476+税を、リサイクルショップで210円で購入。
同時に姉妹編の「アジアの純愛」「アジアの地獄」を購入したが、その書評は、また後日。

すべて書き下ろしの短編ばかりだが、アジア各地でバックパッカーが出会う心温まる人情話。人と思えば泥棒どころか強盗と思え、ぐらいの貧乏旅行の面々なので、ちょっと感動しすぎじゃない、と思うところもあるのだが、結構、読ませる。

話としては、ドジを踏んだ旅行者が現地の人に暖かく支えられる話や同行の人と日本では築かれなかった信頼を得る話など。
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1985年7月25日初版(初出は昭和57年とある)。定価は400円だが、リサイクルショップで105円で購入。

収録は「プロレス王国メキシコの謎と秘密と大コーフン」「日本列島みぎひだり水平直角大勝負」「いま中国・シルクロードはどうなっておるのか」そして「<巻末特別対談>椎名誠VS沢野ひろし 今わしらは正しいホテルについてこう考える」

メキシコ、日本列島の旅では京都から出雲、津軽、高松、そしてシルクロードにそってゴビ砂漠へ(本当はラーメンを訪ねる旅にしたかったらしいが)、日本がまだとっても元気だった頃の旅行記である。
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1998年5月1日初版。定価は457円+税だが、古本屋で105円税込みで購入。

脱サラ後のカメラマン生活の第一歩ながら、西表島のヤマネコを撮影するために、西表島に移り住み、ついには西表島を心の故郷にしてしまった横塚さんの数年間にわたる撮影日記。

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ネロの死後の3人の頼りにならない皇帝が即位している間、といっても、皇帝ガルバの即位が紀元68年6月で、三人目の皇帝ヴィテリウスの死が紀元69年12月だから、ほんの1年半ぐらいの間、ローマ人の同士討ちに触発されて、ゲルマン、ガリア、ユダヤで氾濫がおきる。この巻の前半は、この反乱と鎮圧の話。

ゲルマン・ガリアの内乱は、かなり大規模でローマもあわや、という側面もあったらしいが、なにやらガリヤ(今のフランス)とゲルマン(今のドイツ)の仲にスキマ風がふいたあたりから、急激に瓦解する。フランスとドイツが仲が悪いのは近代に入ってからではないらしい。現代でも、なにかといがみあうのはローマ以来の筋金入りというわけだ。
一方、ユダヤの内乱の方は、かなり長引く上に辛気臭いものがつきまとう。宗教や、ユダヤ人同士の対立が見え隠れするせいだろうか、ゲルマンの反乱に比べ陰気な反乱。おまけに最後は篭城攻めをされて、あえなく敗北。非戦闘員もたくさん死ぬ、おまけに身内で殺しあう集団自殺のおまけつき。


シーザーやアウグストゥスが支配権を確立する時にも、ローマの内乱は起きているのだが、こうした周辺地域での反乱は起きていない。どうやら、原因は属州の兵士が、ローマ本国の兵士を見くびったあたりから始まっているらしい。つけこまれやすい人間が上にいるかいないかということが、国が乱れるかどうかの基準ということか。

筆者の北京留学中の揚子江旅行の話から、台湾、香港、シンガポールなどの東南アジアを中心とした旅行記。

揚子江の船の旅で、新婚旅行中の夫婦を兄妹と誤解したり(重慶では夫婦のことを兄妹ということがあるらしい。本当か?)、台湾では、一目ぼれされて、行き先行き先で、やたら丁寧なエスコートや宿泊先の世話をしてくれる青年に出会ったり。(筆者は、この青年のこと、結構好意的に書いているが、行き先行き先で先回りして現れる男ってストーカーっぽいぞ)といった話からはじまるのだが、筆者が(この旅行記の当時は)若い女性のせいか、ほかの旅行記に比べ、華やいだ印象を受ける。
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