その人が、構造改革を推進してきたことを自己批判し、「転向」を表明したのが、本書である。
構成は
序章 さらば「グローバル資本主義」
第一章 なぜ、私は「転向」したのか
第二章 グローバル資本主義はなぜ格差をつくるのか
第三章 「悪魔の碾き臼」としての市場社会
第四章 宗教国家、理念国家としてのアメリカ
第五章 「一神教思想」はんぜ自然を破壊するのか
第六章 今こそ、日本の「安心、安全」を世界に
第七章 「日本」再生への提言
終章 今こそ「モンスター」に鎖を
となっていて、著者がなぜ「市場原理主義」に惹かれていったか、を若い頃の留学経験などを語りながら延べ、「アメリカ」という国家の特異性、実は「市場原理主義」も特異な存在であることと、その欠陥というよりは害悪が、まず語られていく。
