情報は一冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」(Nanaブックス)

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 簡単に手を出せそうな情報管理術として、注目できる。 一体に、情報管理というのは、簡単に手を出せそうに見えて、実は、持続にかなりの労力と努力と信念が必要とされることが多い。

 例えば、システム手帳なんてのも、そんな類で、リフィルやらに凝って、あれこれ集めたり、自作したりしているうちは楽しいのだが、そのうち、自家中毒に陥って、手帳はパンパン、そのくせ、必要な情報はでてこない、ていうような状況になって(私だけか?)、結局、私の場合、システム手帳は、いつのまにかカードやポストイット入れとメモばさみと成り果てている。情報の重要度で4色のボールペンでマーカーしたり書き分けようと思い立ったはいいが、たいていベッドの近くには、黒のボールペンか鉛筆しか転がっていないし、4色ボールペンの赤はインク切れしていてでない、なんて状況だ。

 そういった点で、コンビニや文具店で100円程度で手に入るA6の手帳に、時系列にすべてを書いていく、筆記用具は何でもいい、というやり方は、単純で、すがすがしい。情報の一元化や精密化にとってハードルとなるのは、自分で決めた情報管理のルールと継続に要する経費の問題で、こうした簡単なやり方のほうが持続するんだろうと思う。


 ちょっと難点かな、と思うのが、これらのノートの保管だろう。検索性の問題は、メモにタグをつけて、そのタグをPCで管理する、といった方法で解決されているのだが、一番の問題は、おそらくは継続するにつれ膨大になるであろう、使用したA6ノート(PCではないよ、紙の「ノート」だ)を、どこにまとめておいておくのかいな。といったあたり。

 私の場合、仕事と個人の情報管理やさまざまな活動は、ミニタワー2台とノート2台、あとは家族共有のDebian化した、2台の玄箱ファイルサーバといった偏った環境でやっているので、こうした大量のアナログ情報とのシンクロは一番の課題のように思える。
 例えば、スケジュールはPCかスマートフォンに頼っているし、多くの書籍やファイル群はすでにスキャナなどで、デジタル化しているので、それとの親和性をどうするんだ、といった話もあり、個人的にいえば、そうしたデジタル的な親和性が、もうちょっと見えてこないと、なかなか移行できないよなー、といったところが本音ではある。

 ただ、まあ、一般の環境の話として、本書に書かれている

・何でもここに書く。一元化を徹底する。
・時系列を守る。時系列に、6桁(20090520なら090520という風に)日付を記入していく。
・資料はA6ノートに貼る
・ノート専門のペンは決めな
・スケジュールも、日記も、このノートに一元化する

といった工夫で「書くことを億劫にするハードルを下げて、フットワークを軽くする」というのは
情報管理の基本といってもいいだろう。
「何を、どこまで取り入れるか」っていうことは、各々の工夫に任せて、情報管理に関心のある人は一読してみて損はない。

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このページは、辺境駐在員が2009年6月 3日 06:38に書いたブログ記事です。

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